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おおきなかぶ

2012-10-15 (Mon) 22:47[ 編集 ]
今、おおきなかぶについて、勉強中・・・


佐藤忠良さんの絵のことを調べているのですが、
すごい方のようです。





何がすごいって、

この絵をじっくりみればみるほど、

イメージがどんどんふくらむのです。

そのためのしかけがたくさん!



まず、

表紙から。


本からきれているかぶの絵。

大きさをかんじますよね~



最初のページ

「おじいさんがかぶをうえました」

そのおじいさんの視線が
地面のかぶにあります。

つい見ているほうもつられてかぶに目がいきます

もうこれで
「かぶの話だな!」とばっちりわかります。


次のページでは、
もうかぶが大きくなっています。

昔話の世界では、これが王道。


おじいさん、
こんなに足があがるのか!と思うくらい足上げて
うかれてます


そして、かぶをぬきます。

最初は、はっばを2枚つかんでます。

でもぬけなくて
おばあさんをよんできて
2人でぬくときは
はっぱ一枚だけひっぱています。

というように、
ひっぱりかたというかふんばりかたなどのポーズが
全ページちがうんです!



そして、
一番すごいなぁと思うのは、

おばあさんがまごをよんできたり、
まごが次の動物をよび・・・というそれぞれのシーンの絵

おばあさんがまごをよんできたページでは、
さっき足上げてよろこんでいたおじいさんが
足をなげだしてすわりこんでいるので、
つかれ具合がよーくわかります。
それと、まごは若い!のでおばあさんより先にかけてるのがリアル!


孫がいぬをよんできたページでは、
足をかかえてシュンとしているおじいさんを
見つめるやさしいおばあさんの目!

「だいじょうぶですよ。」とやさしい声がきこえてきそう。


いぬがねこをよんでくるページは、
みんなのグッタリ感がよくわかります。
まごむすめなんて顔まっか!


ねこがねずみをよんでくるページは
みんながかぶをかこんでいます。
「どうしたらぬけるんだろうねぇ」なんて
このページからも声がきこえそう!



それから、みんなでひっぱるページでは
ねこの尻尾を
ねずみが手でひっぱるのではなく、
尻尾をからませてひっぱるのが
現実感がありますね~!



やっとかぶはぬけたページでは、
みんな小躍りしているのがうれしいですね~
そして、よろこんでいる中でも、
ねずみは、はなれたところにいるけれど、
ねこはねずみを狙ってそう!


佐藤忠良さんは
シベリアに抑留されたそうです。
鉛筆や紙がないときも
目でデッサンをしていたとか。

そのロシアをよくしっているということで、
松居直さんが
彫刻家である佐藤さんしか
これは描けないと依頼したとか。

佐藤さんは
かぶをぬくページが
ひっぱるのではなく、おしてるようにみえるのでは
と3度かきなおされたそうです。


あと、この話は、
ロシアの昔話とありますが、
リトアニアとかのロシアの中でも小さな地域が元だとか。
その小さな地域であるリトアニア=ねずみでも、
大きな国であるロシア=かぶを
動かすことができるんだぞ!という
意味がこめられているという話もききました。



などなど
つらつらとかきましたが、
いや~
昔話って
本当に奥が深いです。

このおおきなかぶは
訳も
絵もすばらしすぎて
このペアの本しかよめません。

今回、
絵をじっくり見て
さらによさを実感しました




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コメント

この本、こどものとも版でもってます。
でも、そんなに細かく見たことなかった・・・
読み直さなくっちゃ!

めったに更新しない!こちらのブログもチェックしてくれてありがとう☆

じっくり絵をみてみてね~!

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